概要と目的

運動指導を生業としていて、学びを続けていく中で「前庭」と言う言葉を聞いたことがある人も多いと思います。

しかし、その実態はぼんやりとしていて、どういうものかよく理解できていないという方も多いと感じています。

コロナ禍を機に生活が変わり、人々の運動量、活動量は減少している人が増えました。

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それと同時に、原因のよくわからない不調に悩まされている方も増えているように感じています。

「感覚」という観点でこの運動不足の状態をみると、体の感覚(皮膚や筋肉、関節)と前庭覚への刺激が不十分だと言えます。

逆に、ディスプレイに眼が釘付けになっている時間が増え、視覚は優位な状態。

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この状態では、感覚のミスマッチが起きていても不思議ではありません。

簡単に言うと、自分の体あるいは環境がぼんやりとしていて明確に理解できていない状態です。